よく騒がれる高病原性鳥インフルエンザ等の新興感染症の多くは動物から発生して広がっていることが知られています。普通感染症の多くは同じ動物種の中で感染し合っていることがほとんどですが、ときに種の境界をまたいで広がってしまい人に感染してしまうものが知られています。これが「人畜共通感染症」で、本来は、呼吸器系からの感染もありますが、多くの感染は口から入るものが多いようです。予防法は大きく3つです。

1.濃厚な接触を避ける

口移しで餌を与えたり、キスをしたりするのは避けた方がいいでしょう。

2.うがい手洗いの励行

口からの感染を防ぐ最大の防御です。

3.清潔に保つこと

糞を適切に処理すること及び動物自身を清潔にすることは、動物にとっても人にとっても有効な病気の予防につながります。


 この3つをしっかり守れば、多くの感染症から身を守ることができます。ちょっとした不注意で感染することもあるのは事実ですが、適切な治療ですぐに治癒するものがほとんどなので、安心してください。ただ寄生虫感染については有効な治療がないものもあるため、動物の飼いはじめには動物病院で健康診断をしてもらい、定期的に駆虫することが有効とされています。犬でよく知られる狂犬病や猫が悪者にされがちなトキソプラズマ症、カメのサルモネラ症など、動物によって対応が違うものもあります。 特に免疫不全のある方、妊娠中の方、小さいお子さんのいるご家庭では対応の仕方が違ってきますので、お近くの動物病院で相談してみてください。
最後に一番大切なのは、むやみに怖がることより、しっかりとその病気について知ることであり、それが確かな予防法だと考えます。動物たちは大事なパートナー。今後長くつきあっていくためにも、しっかり勉強したいものです。



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