女優として、また女性誌の表紙を飾るなど、同世代のファッションリーダーとしても知られる、平山あやさん。

 ペットというよりも家族と言い切る2匹の愛犬は、仲良しの「きょうだい」。

 飛び切りおしゃれで、お行儀も良く、平山さんに愛されて育ったことが伝わってきます。

――平山さんの2匹の愛犬について紹介してください。

 チワワが「ちゃまめ」で8歳、プードルのほうは「コロ」という名前で6歳。両方とも女の子です。ちゃまめは、飼い始めたときは手のひらにのるくらい小さく、まるでマメみたい。それに目の上の丸い部分が“マメ”っぽく見えて、だから「ちゃまめ」。コロは、コロンとしていて可愛かったので、そう名前を付けました。

――平山さんは愛犬家として有名ですが、いつからそうだったのでしょう?

 子どもの頃から実家で犬を飼っていて、地元(栃木)では飼っていない家が不思議に思えるくらいの環境で育ちました。本当に犬が大好きなので、上京してからもすぐに飼いたかったのですが、マンションだったから最初は無理。次に引っ越した先は運よくペットOKなところだったので、飼うことにしました。

出会った瞬間、感じる
インスピレーション

――2匹は同時に平山さんのところに来たんですか?

 先に飼ったのは、ちゃまめの方です。犬を飼おうと決めてペットショップに通ったものの、なかなか「運命の犬」に出会えなくて…。見た瞬間「この犬だ!」っていうインスピレーションがありました。たまたま入ったショップに、チワワが数匹。みんな元気に走っているのに、ちゃまめだけが陰に座って、私の方をじーっと見ていたんです。「あっ、この子かも!」と思い、抱いたら私の腕の中で寝ちゃって。この子しかいない!と思って決めました。

――コロちゃんを飼い始めたのは、いつから、どんな理由だったんですか?

 ちゃまめが1歳過ぎた頃でした。ちゃまめはすごく寂しがり屋で、私が仕事で忙しく留守が続くとごはんを食べなくなった時期があって。かわいそうで、もう1匹飼おうと探していたら、あるショップで目をつぶって仰向けになってコロンと寝ていた犬がいたんです。大胆にも、ほかの犬の上に乗っかって寝ていて(笑)ゆすっても起きない、目の上の毛が多くて眉毛みたい。なんだか愛嬌があって、この子は絶対面白いなと、実際、予想していた通りの性格でしたね。

――2匹は犬種は違うのに、まるで本当のきょうだいみたい。喧嘩することはありませんか?

 ほどんどないです。ちゃまめはじっと我慢のお姉さんタイプ。一方で、コロはご飯を食べるのも忘れるくらい家の中を駆け回って遊ぶ、天真爛漫な性格。

 たとえば、ちゃまめが水を飲んでいると、コロが来てどかすんです。ちゃまめは怒りもせずに、コロが飲み終えるのを見守ってから飲みます。コロが来て、ちゃまめは寂しがらなくなりましたね。きょうだいのように思っているんでしょうか。2匹一緒だと安心しています。

おしゃれした愛犬と
楽しく街を歩きたい

――今日の2匹はかわいい洋服をペアで着ていますが、普段からこんな風に、おしゃれをしているんですか?

 はい!気に入った服は必ず色違いで買って着せています。コーディネートして、犬連れOKのカフェに、犬好きの友人とよく行きます。服選びが楽しくて、お店に買いに行ったり、ネットで探すこともあります。着物や浴衣も持っていますよ!

――おしゃれな平山さんと、おそろいの服を着ることはないんですか?

 お気に入りの洋服屋さんがあるんですが、そこでワンちゃんの服も作っているんです。気に入った服があって、「3人おそろい」のを作って欲しいとお願いしてみたところ、その形は犬用はできないと言われて、残念!いつかはおそろいの服も来てみたいですね。

――旅行も一緒に行かれるとか?

 実家に帰る際は必ず連れて行きますし、犬と一緒に行ける温泉を探して母と旅行したりもしています。母自身も犬が大好きなので、すごく喜んでくれて。私じゃなく2匹に会いに来たりもしますよ。

長生きしてほしいから
病院に通い、食事にも注意

――2匹はこれまでに大きい病気はしていないんですか?

 コロは皮膚が弱くてアレルギー体質。病院に連れて行った時に診ていただいたら、2匹とも太り気味だったことが発覚。お医者様に体重を落とすようアドバイスされました。肉中心の食生活が、太ってしまった原因でした。それ以降は肉を控え、野菜中心にしています。

 太っていたってかわいいんですが、それは飼い主の利己的な感情。犬にとって体重が増えるのは大変な負担です。特にチワワはほかの犬に比べて足が細く、太ると支えられなくなる。人間が気遣ってあげないと。

――ちゃまめちゃん、「キュウリ」と言うと、しゃきっとお利口さんになりますね。

 キュウリはダイエットにも良く毛の艶が良くなるとお医者さんに言われ、おやつであげるようにしたら、大好物になってしまって。今では冷蔵庫から出して切っていると、即座に寄ってきます。言葉で言うだけでも反応するんです(笑)。

 努力の甲斐あって、ちゃまめもコロも1キロ体重を落としました。変わらず元気です。小型犬にとっての1キロは人間の100キロにも匹敵するくらいの、2匹にとっては大きなダイエットでした。これからも長く一緒にいて欲しいから、ごはんやおやつも安心できるものだけを慎重に選んでいます。

ペットは家族だから
大切に飼い続けたい

――平山さんは、犬と触れ合うお仕事に就きたかったんだそうですね?

 小さい頃、捨てられているワンちゃんを見て、親に内緒で拾って自分の部屋で飼っていたこともありました。この業界に入っていなかったら、学校に行ってトリマーになっていたかもしれません。最近聞く話で、後先考えずに飼って面倒を見きれず捨ててしまう人が増えているんだそうですが、そういうのはいけないと思う。私には飼う自信がありました。それは家族として迎える心の準備ができていたからだと思うんです。

 犬は捨てられると人間不信や引きこもりになったり、さまざまな心の病気になります。そんなワンちゃんを引き取って、しつけをして里親を探して幸せにしてあげるカリスマトレーナーが海外にはいて、その人に憧れています。将来は広い庭のある一軒家に住んで、保健所に送られるワンちゃんたちを引き取って幸せにしてあげることが夢。犬種はなんでも、できることなら何百匹だって飼いたい!

――まさに「101匹ワンちゃん」の世界!平山さんが結婚される男性は犬好きでないとダメです(笑)

 もちろん!まず犬が好きなことが第一条件です。犬が苦手な男性は、ごめんなさい(笑)。顔も犬みたいな人が好き。

――平山さんにとって、ちゃまめちゃんとコロちゃんはどんな存在ですか?

 私の元気がない時は寄ってきて、ずっとそばにいて元気づけてくれるし、喜んで帰宅した時は、一緒に喜んでくれます。出かける前察知して悲しい目になり、話しかけると私の言葉を理解してくれている。どれほど癒され、心の支えになってくれているか、計り知れません。かけがえのなに、大事な家族ですね。

【プロフィール】
平山あや hirayama aya
栃木生まれの28歳。映画「ウォーターボーイズ」(2001年)ほか数々の映画に出演、TVでもドラマやバラエティ、さらにはファッション誌のモデルとしても多方面に活躍中。

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